住宅の購入を検討するとき、決め手の一つになるのが「間取り」でしょう。
理想の暮らしをするためにも「間取り」が大事になるとは言っても、「具体的にどんな間取りが良いのか分からない」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、間取図のチェックポイントをご紹介します!
ネットで物件を探す際にも、是非参考にしてみてください。
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間取りを決める大きな要素となるのが、家族構成です。
ただ、家族構成はライフステージとともに変化するため、将来子供が増えたり、両親と同居したりする予定がある方は、部屋数に余裕がある物件を選ぶと良いです。
また、在宅ワーク用の部屋がほしいという方も多く、4人家族で4LDKの物件を選ぶケースも少なくありません。
是非ご家族で相談して決めてみてください。
【一般的な部屋の広さ】
・LDK:4人家族であれば15~16帖 ・夫婦の寝室:6~8帖 ・子どもの部屋:4.5~6帖 ・その他の部屋(書斎など):4.5~6帖 |
生活動線の良さは、快適な生活を送る上で大切なポイントです。
動線とは、家の中の移動経路を指す言葉であり、動線が短いほど、効率よく移動できることになります。
特に、水廻り動線によって暮らしやすさが変わります。
【重点的に見るべきポイント】
・スムーズに料理を運べるか ・子供やペットから目を離さずに料理できそうか ・洗濯機を置く場所の近くに物干し場があるか ・洗面所とキッチンが近いか(料理と洗濯、掃除などを同時並行で効率よく進められる) |
おすすめは、日常生活を思い出しながら動きを線で間取り図に書き込んでみることです。
さらに、内覧時に歩いて確認すれば安心して購入できます。
窓の位置によって、家具の置き方や風通しが変わります。
気になる間取りの建売住宅が見つかったら、窓を細かくチェックしましょう。
間取図にテレビやソファのレイアウトを書き込んでみると、「窓が多すぎて家具の置き場所がない」といった問題点に気づくこともあります。
また、風通しのことを考えると、1部屋に2カ所以上窓が設けられていると良いです。
窓が2カ所以上あると空気の通り道ができ、風通しがよくなります。
収納スペースは広さや数も大切ですが、「収納したい場所にある」ことも重要なポイントです。
【例】
・子供がお昼寝する近くに布団をしまえるか ・キッチンは食器や窓が取り出しやすいか ・洗面所にタオルを収納できる場所があるか ・玄関にベビーカーを収納できそうか |
使う場所と収納場所が近くに配置されていれば、片付けもしやすくなり部屋をスッキリ見せられます。
持ち物をリストアップし、内覧時に実際の広さを確かめながら、収納量が十分かどうかを確認してみてください。
いかがでしたでしょうか?
建売住宅は間取りが決まっているため、変更することは難しいです。
部屋数や広さのような分かりやすいポイントだけではなく、生活動線や窓の位置、収納量などの「毎日の生活に大きく関わる要素」も忘れずに確認しておくことが重要なポイントです。
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